ドローストリングバッグとは?ストラップ付き・バックパック・トートの違い
ドローストリングバッグとは、コードや紐を引いて、袋の口を絞って閉じるバッグのことです。日本語では「巾着バッグ」と呼ばれることもあります。
ここでいうドローストリングは、バッグ全体の形ではなく、開口部の構造を表しています。そのため、ストラップ付きの小さなバッグにも、バックパックにも、トートにも「ドローストリング」という名前が付きます。
では、同じ構造を持つ3つは何が違うのか。formuniformの現物を例に、コードが開閉だけを担うのか、持ち運ぶための紐も兼ねるのか、さらにポケットがどう配置されるのかを見ていきます。
「ドローストリング」は、バッグの形ではなく口の仕組み
開口部に通したコードを引くと布が寄り、口が小さくなる。コードをゆるめると、再び大きく開く。この動きが3型に共通するドローストリングの構造です。
違いが現れるのは、そのコードと持ち手の関係です。ストラップ付きでは、口を絞るコードと、バッグを掛ける長いストラップが分かれています。バックパックでは、開閉用のコードがそのままショルダーストラップを兼ねます。トートでは、コードとは別に持ち手があります。
つまり3つの違いは、見慣れたバッグの名前だけでなく、「閉じる」と「持つ」を同じ紐に任せるか、別々の部品に分けるかにあります。
3型を分けるのは、コード、持ち手、ポケット
3つを並べると、袋の輪郭だけでなく、紐が本体のどこにつながっているかが異なります。さらに、ストラップ付きは内ポケット、バックパックは外側に2つと内側に1つ、トートSMは外側に4つと内側に1つのポケットを備えています。
選ぶときは「巾着型かどうか」だけでなく、開閉と持ち運びが一つの動作になっているか、よく使う小物を外側へ分けられるか、メインの収納部にどんな形のものを入れたいかを見る方が、3型の差を捉えやすくなります。
ストラップ付きは、「閉じる紐」と「掛ける紐」が別
formuniformの「ドローストリングバッグ(ストラップ付き)」を見ると、開口部の左右にある細いコードとは別に、一本の長いストラップが本体へ取り付けられています。口の開き方を変えても、ストラップの役割は変わりません。
たとえばSS 30は本体が300 × 300mm、ストラップは約1310mmで、内ポケットが1つあります。財布やスマートフォンなどを一つの収納部へまとめ、内ポケットに小さなものを分ける、もっとも簡素な構成です。XS 22・SS 30・S 35の容量差はJ03で詳しく紹介しています。
ドローストリングバッグ(ストラップ付き)SS 30 リフレクティブを見る
バックパックは、開閉コードが肩紐を兼ねる
formuniformの「ドローストリングバックパック」では、開口部から続くコードがショルダーストラップを兼ねています。「閉じるための紐」と「持つための紐」を別に付けず、一続きの構造にしている点が、ストラップ付きとの大きな違いです。
本体は500 × 470mmで、外側に大きなポケットが2つ、内側にポケットが1つあります。外側の大きなポケットには、財布や携帯電話など、頻繁に使うものを分けて入れられます。メインの収納部を開かずに取り出せる構成です。
トートは、持ち手と開閉コードを分け、外側にも収納を持つ
formuniformの「ドローストリング トートバッグ SM」は、口を絞るコードとは別に持ち手を備えています。この点はストラップ付きと共通しますが、本体は450 × 390mmと横幅があり、A4サイズを横向きに入れられます。
外側には225 × 295mmのポケットが4つ、内側にはポケットが1つあります。メインの収納部とは別に、外周を使って小物を分けられるのが特徴です。持ち手とコード、外ポケットがそれぞれ独立しているため、3型のなかでは「持つ」「閉じる」「分ける」という役割がもっとも明確に分かれています。
選ぶときは、口の形より「役割の分け方」を見る
小さな本体を一つのストラップで持ち、内ポケットだけで簡潔に使うならストラップ付き。開閉コードと肩紐が一体になった構造と、2つの外ポケットを使いたいならバックパック。A4を横向きに入れ、4つの外ポケットへ小物を分けたいならトートSMが目安です。
ドローストリングバッグという言葉だけでは、バッグ全体の形や使い方までは決まりません。コードがどこにつながり、持ち手とポケットがどう組み合わされているかを見ると、同じ巾着構造から異なるバッグが生まれる理由が分かります。
ストラップ付きのXS 22、SS 30、S 35について、寸法や実際に入るものを比べたい場合は、formuniformのドローストリングバッグのサイズ比較をご覧ください。



