イラストレーターのなかむらるみさんが手掛けた絵本『かっこいいピンクをさがしに』(たくさんのふしぎ傑作集 / 福音館書店)。
「ある冬の日、るみさんから「ピンクの絵本を作っていて、リトアニアのビーツのスープの資料を探している」と連絡がありました。「ピンクの絵本?」と思いつつ、二つ返事でリトアニアの家庭で振る舞ってもらったスープの写真を送りました。
そんなことも忘れかけていた1年後の冬の日、月刊『たくさんのふしぎ』の3月号が送られてきました。巻末の付録「どんなピンクがあるのかな?」のポスターにリトアニアのピンクスープ-シャルティバルシチャイが描かれていたのです。ページを捲り絵本の世界に足を踏み入れると、ピンクを追いかけて壮大な旅が広がっていました。
そしてその2年後の冬の日、傑作集としてハードカバーで刊行されたと嬉しい知らせが届いたのです。
このピンクという色を巡る絵本は、るみさんが構想から10年をかけ、ピンクを多角的な視点から取材を重ね、考察した一冊。子どものための本ですが、大人が読んでもとても面白い。るみさんと共にピンクをさがしてみてください。」
※ハードカバー版ではシャルティバルシチャイは見開きのイラストとして新たにスプーンを添えて取り上げられています。
※お買上げの方には特典としてポストカード「どんなピンクがあるかな?」をお付けします。
※LTshopで開催した『かっこいいピンクをさがしに』in Lithuania ーリトアニアのピンクスープ展(2026年6月5日-15日)にてご紹介しました。
文・絵 なかむらるみ
出版社 福音館書店
ページ数 40ページ
初版年月日 2026年02月05日
言語 日本語
シリーズ たくさんのふしぎ傑作集
ISBN 978-4-8340-8911-0
出版社の解説文より
ピンク色は、今の日本では“かわいい色”“女の子の色”といわれるけど、それってほんと? 古今東西、多様多彩、魅力的なピンクがあることを、絵本の中で子どもたちに発見してもらえたら、とつくられました。その色について調べるほど、多様な側面が見えてきます。ピンク色への探求を通して、色とは何か、という疑問も考えます。
著者のなかむらさんは、建築、植物染色、口承文芸、化学、服飾、美術、写真、色彩論……様々な分野の方に「ピンク」をテーマにお話を伺って、自分が持っていなかった視点にも気づいていきます。調べることの楽しさ、調べるとはどういうことかについても伝える絵本。
なかむらるみ
イラストレーター。1980年東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科卒業。著書に『おじさん図鑑』(小学館)、『おじさん追跡日記』(文藝春秋)、最新作に『かっこいいピンクをさがしに』(たくさんのふしぎ傑作集 / 福音館書店)がある。www.nakamurarumi.com