リトアニアの南部の村に住む陶芸家のルータさんを今年も訪ねました。 ルータさんのお母さんのエルビラさんも陶芸家で、二人で森の中の工房を兼ねた家に住んでいます。 久しぶりに会ったエルビラさんが電動の車椅子で森から出てきたので、身体の具合を心配しましたが、遠出をする時だけのようで、杖があればまだしっかり歩いていてほっとしました。 電動車椅子で出掛けても、手にはしっかりキノコが入った袋を持っていました。梱包の合間の腹ごしらえにアンズ茸ソースをかけたジャガイモ団子(ツェッペリナイ)を振る舞ってくれました。 季節の実りのようでもあるルータさんの器たち。窯が不調で数は少なめでしたが、生き生きとしたモチーフが描かれた作品群が待っていてくれました。大切に包んで車に積み込みました。 帰り際、ルータさんの愛犬が車の助手席に乗り込んできて動かず、皆で大笑い。ルータさんに抱きかかえられて、一緒見送ってくれたのでした。
